2012年03月21日

AIJ系証券 強制捜査へ

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「AIJ系証券 強制捜査へ」(日本経済新聞、2012年03月20日)と、記事が出ましたね。証券取引等監視委員会が、AIJの事実上も営業部隊であるアイティーエム証券にガサ入れ(強制捜査)に入るようです。

アイティーエム証券は、なんでも出資金の名目で、AIJの年金資金から10億円をつまんでいたようです。その10億円は、同証券会社の株取引などの損失補填に回ったらしい。大蔵省関東財務局登録の証券会社も地に落ちたわけです。

まぁやり方としては、同証券が2004年ごろ第三者割当増資を実施し、AIJが引き受けていた。一応、見た目は合法的だよね。でも、証券取引等監視委員会は、金融商品取引法違反(契約に関する偽計)で、引っ張る腹だそうです。

証券取引等監視委員会の狙いはおそらく、この「10億円の取引」の捜査をキッカケに、英領ケイマン諸島関連の「犯罪スキーム」(?)を暴き出すことにある。ケイマンや英領バージン諸島、香港などを舞台とするこの事件は、多くの部分で日本当局の捜査等の権限外にある。よって監視委員会をはじめとする日本当局はは、@まずは日本の権限「内」からツブし、Aイモずる式に海外を含む全容解明につなげ、B外交ルートなどで1円でも回収したい考えでしょう。

たぶん国税当局も強い関心を示しているかもしれません。彼らもケイマンなどのタックヘブンをつかった「合法脱税(?)」に、今までずいぶん煮え湯を飲まされているでしょうからね。

いずれにせよ、一消費者としても、この「AIJ事件」の全貌はハッキリ知りたいと感じています。なんせ2000億円超ですから・・・。

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posted by Compaqs at 11:43| Comment(0) | 出版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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