2012年01月28日

貿易赤字31年ぶり

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貿易赤字31年ぶり
【日本経済新聞、2012年1月25日、引用】
財務省が25日発表した2011年の貿易統計(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は2兆4927億円の赤字になった。赤字は・・・1980年以来、31年ぶり。東日本大震災・・・欧州債務危機や円高も輸出を下押しした。・・・

         ※         ※         ※

おお〜、ウワサにはなっていたけどついに貿易赤字になりました。我が日本が、31年ぶりに。かつては経済大国の名をほしいままに、欧米からは日本人=エコノミックアニマルなんて異名もいただいた我が国も、この20年はどちらかといえば斜陽の日々。いつか貿易赤字になるという、こんな日がくるとは覚悟していました。しかしホントに来ちゃったね。

「日米貿易摩擦」なんてジャパン・バッシングされていた時代が懐かしいよ。当時は、米国の議員が、日本の経済力が強すぎて、米国の製品や雇用が脅かされるとして、日本製のラジカセ(懐かしい)やクルマをハンマーなどでぶち壊していました。テレビニュース用のデモンストレーションで・・・。

そんな世界に羨まれた大国ニッポンも今や昔。現在で欧州で政治経済の首脳が会議すると、よく使われるフレーズに、「このままでは欧州も日本のようにダメになってしまう」というのがあります。日本といえば落ち目の老大国・・・。残念ながらそんなイメージです。

心配なのが、日本の財政破たんに結びつかないかどうかです。貿易赤字になれば、いずれ経常赤字になるでしょう。そうなれば、日本国内の金融資産はどんどん減っていきます。そうなれば、国内金融機関が日本国債を買えなくなる。国(政府)は予算編成できなくなる。

さらに「破たん」した場合、ギリシャでは結局、EU(ドイツ?)による救済があるでしょう。しかし日本では誰による救済があるでしょうか。落ち目とはいえ、世界第3位の経済規模(GDP約5.5兆ドル)が崩壊したら、いったい誰が救いの手を差し伸べるのでしょうか。

2011年、ついに日本が貿易赤字になりました。これは世界恐慌の前兆でないと、誰が言い切れるでしょうか。

posted by Compaqs at 00:01| Comment(0) | 金融 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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