2012年01月19日

小売り、低コスト農業!SPA化?

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小売り、低コスト農業。TPPに備え
【日本経済新聞、2012年1月19日、引用】
大手小売りが自ら手掛ける農業の生産性向上に乗り出す。セブン&アイ・ホールディングスは約20ヘクタールの農場を北海道に開設。野菜を大量に出荷できるようにする。ローソンやイオンは全国に散らばる農業での生育状況をインターネット経由で一括管理する。政府は環太平洋経済連携協定(TPP)への参加をにらみ、農業の大規模化を柱とした競争力強化を進める方針。各社の取り組みは日本の農業を成長させ、改革を促す可能性もある。・・・

         ※         ※         ※

大手小売各社が農業に乗りだすのは、およそ以下の3つの理由がある。
@ 野菜など農産物は主力商品であるが、その安定供給。
A 海外産野菜や東日本大震災等の問題で、食の安心・安全への関心の高まり。
B 国内農業生産性の向上、すなわち低コストの実現。
また環太平洋経済連携協定(TPP)が、上記のAとBと密接にかかわってくる。例えば、TPPの懸念事項に、「残留農薬や遺伝子組み換え農産物が、海外から、安い価格で日本国内に大量に入ってくる」等がある。

これに対抗するには、小売大手企業がコントロールできうる国内農業を“改革”し、「安定、安心・安全、安価」な国産野菜を消費者に提供する。こういう流れがあるわけです。

私はこれを農業におけるSPAと呼んでいます。SPAとはユニクロなど垂直統合度の高いアパレル販売業態ですが、農業でもSPAだと思う。Specialty store retailer of Private label Apparelではなく、Speciality store retailer of Private label Agricultureだと呼びたい。

つまり従来の“農協”ブランド(ナショナルブランド)だけでなく、たとえば“ローソン”プライベートブランドの農産物も、ローソンの小売店には並ぶのです。あるいはローソンのお店での野菜は、すべてローソン・ブランドになる・・・かもしれません。

今後、農業のSPA化(Speciality store retailer of Private label Agriculture)が実現しそうです。長年低迷していたニッポン農業が小売大手各社により活性化され、消費経済が大いに盛り上がる。がぜん面白くなってきましたね。


posted by Compaqs at 14:04| Comment(0) | 食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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