2011年10月23日

名将・落合博満監督、中日史上初の連覇


落合博満監督率いるプロ野球・中日ドラゴンズが、2011年10月18日、球団史上初めてとなるリーグ戦連覇を達成した。監督経験8年間ですべてAクラス、4度の優勝、1度の日本一、落合監督は名実ともに「名将」の域に入った。

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思うに、落合監督はプロ野球を全体的に戦略的に考えている。それは「空間的」にも「時間的」にも、です。

落合監督は試合前の練習中に、よくファールグランドの観客席側で、選手を遠目に見ている。あれは「空間的」にチーム全体の動き・流れを見ているそうです。俯瞰的に観察する、と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。

また、落合さんは現役時代、3度の三冠王に輝いたが、「時間的」という面では、その著書『なんと言われようとオレ流さ』で、ヒット(安打、打率)に関してこう語っている。

たいがいのバッターは、コンスタントに毎試合1〜2本ヒット打ちたがるけれど、オレはそうじゃない。・・・3試合で何本、10試合で何本というふうに・・・人より長い目で計算していく。いちばん簡単なのが、100打席で30本ヒット打てば、三割に乗るという計算。運悪く最初に10のゼロくらっても、残りが90打数もある。そこでヒットを30本打てば、なにもあせらなくても三割になれるんだ。・・・とりかえしがつく、埋め合わせができると考える。
※『なんと言われようとオレ流さ』、落合博満著、講談社、1986年、27〜28ページ

落合さんいわく、毎年何人か入団するということは、毎年何人か辞めていく(辞めさせられる)わけで・・・プロ野球選手は、ある意味(消費経済的にキツイ表現で言えば)「消耗品」ともいえる。

このように厳しいプロ野球の世界で、落合さんが言うには、「長い目で計算」して考えないと、実際、精神的に苦しいよ、とのことです。これはけっこうシンプルにして独特の考え方だよね。まさに「コロンブスの卵」的発想です。

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オイラも日常生活でイロイロ問題を抱えています。みなさんも同じでしょう。世の中、自分の思うとおりに行かないものです。また人間40歳を過ぎると、だんだん無理が利かなくなるしね。

そこで、この落合監督流の(他の人よりも少し)長期的な発想が役に立つ。少なくても精神的にラクになり、リラックスして結果も出しやすい。私はそう思います。

posted by Compaqs at 23:38| Comment(0) | 出版 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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