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2009年06月15日

バブル?日経平均株価1万円回復その2


昨年2008年9月のリーマンショック以降、グリーンスパン氏が言う今回の『100年に1度の信用の津波』ですが、ようやく最悪期を脱し、底をうった模様です。

※与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は2日の閣議後会見で、日本経済は1〜3月が「底打ちの時期だったと思う」などと述べた。与謝野氏はこれまでも「最悪期を脱した」などと発言していたが、今回は事実上の「底打ち宣言」といえる。
MSN産経ニュース、2009年6月2日、抜粋
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090602/biz0906021144009-n1.htm (抜粋)

         ※         ※         ※

今はバブルですよ、バブル。今は。過剰流動性っていうやつですよ。景気対策予算ジャブジャブで、低金利も合わさって、株式市場に余ったカネが徐々に入ってきているんじゃないですか。

麻生さんの巨額景気対策は真水で15兆円だからね。巨額ですよ。あの小渕さんの巨額景気対策だって7兆円くらいだったからね。バブルの呼び水としては十分でしょう。外人とか国内デイトレーダーとか、いろんな人々が思惑買いで買っているのでしょう。

ちなみに不動産投信(J-REIT)も底を打った感じですね。
reit_market_value_20090614.jpg
※「全ての投資家のための不動産投信情報ポータル-JAPAN-REIT」より抜粋(引用)
http://www.japan-reit.com/market/market02.php (抜粋)

この辺は、GMのスクラップ&ビルドを推し進める米国政府も同じで、米国政府も財政出動&低金利政策を行い、NYダウもナスダックも上げ上げだね。アメリカもバブルですよ。

バブル経済はこわいです。実需が伴っていないからね。コンシューマーなきスペキュレーターのみの経済。たとえて言うなら、酒が飲めないヤツばかりの間で、ドンペリが高額で取引されているようなものです。酒が飲めない人にとって、ドンペリの実質価値はゼロ。なのに、思惑だけでどんどん高値になっていく。おそろしいです。

でもね。今、政府が小泉さんのときのように、規制緩和と地方分権にドライブすれば、本物になるよ。「民間にできることは、民間に。地方にできることは、地方に。」ですよ。旧来のバラマキ中央官僚政治の麻生政権を見直して、簡素で効率的な小さな中央政府を目指す小沢(系)政権に切り替えれば、日本経済は復活するよ。

中国経済も元気出しているからね。中国政府も大規模な景気刺激策と内需拡大策を講じているね。上海総合指数も堅調だし、中国人の消費志向は著しいと思います。

中国が元気なので、そこを背景(後ろ盾)に、日本経済も大幅な規制緩和と地方分権をやりましょう。結果として大幅な内需拡大という果実を得られます。消費を活性化することはできますよ。まあ、消費と言っても昔みたいな使い捨て経済じゃなく、エコを強く意識した環境経済です。

ちなみにエコポイントは良いよ。すばらしい。環境省と焚きつけて、経済産業省とか財務省とか消費者庁とか巻き込んで、エコ経済を拡大し日本国内の内需を充実させましょう。

これ(規制緩和と地方分権)を麻生さんに頑張ってやって欲しかったんだけど、ちょっとダメだね。あのひと。政策を推し進めるために、政局を乗り切るならわかるけど、政局を推し進めるために、政策を場当たり的に出している。つまり自分の政策をやりたいから総理になったのではなく、総理でいたいから仕方なく政策も打ち出す感じです。麻生さんは政治家としての目的が「総理大臣」というポジションになっちゃっているよ(正確には総理になって何か面白い政策を実施し喝采を浴びたい)。本来は、政治家の目的は、やりたい「政策」実施で、総理大臣の地位は手段に過ぎない。

小泉さんや小沢さん、与謝野さんたちは、この点(政治姿勢)にブレはない。

小泉純一郎さんはあくまで「郵政民営化」をやりたかった。国民の大切な郵便貯金残高は300兆円もあり、政府が表に裏に使いたい放題していた。こりゃいかん。こんな無駄づかい許してはいかん。いずれ国家財政は崩壊する。とにかく細かいことは目をつぶり、国営の郵便局全体を「えいや!」で、民間企業にしてしまえ。そうすれば、大雑把に言って、郵便貯金300兆円は民間資金として民間セクターに流れ、経済を活性化する。国の放蕩は止められる。日本国の国家としての将来を心底心配した小泉さんは、財務省に近いということもあり、郵政民営化を断行した。そのために手段を選ばず。掟破りと思われる抵抗勢力への選挙区刺客作戦。まさに戦国武将の心境だったと思う。

小沢一郎さんも小泉さんと同じ「官から民へ。中央から地方へ。」という強い使命感をお持ちだ。彼は田中派、竹下派を通じ、日本の政治の現状・実態を身をもって感じたと思う。政治において、いや日本という国全般において、官僚組織・官僚制度があまりに力を付け過ぎている。そしてそれが、国民全体に重く黒い影を落としている。さらに日本の未来に非常に暗い影を落としている。そう感じたと思う。ゴルバチョフ氏が1980年代に旧ソビエト連邦に感じたとの同じような憂いを、小沢氏は日本国に感じた。「膨張する官僚主義」への本能的な警告が、小沢さんを動かしていると思う。また小沢さんは、日本の行政府に柔軟性と機動性、コスト意識を持たせ、国民全般に常にすばやく状況に最適化できる能力を持たせたい、と思っているのではないか。同時に、国民個々人が「自由」を享受し「充実」したすばらしい人生を送れるような、社会の雰囲気と制度を整えたいのでしょう。ちょっと古いキャッチフレーズだが、いわゆる「フリー・フェア・グローバル」を実現したい、と小沢さんはおそらく思っている。言い換えれば、政府が国民を(まるで子供のように)手取り足取り指導するスタイルから、国民自らが大人の責任と自覚のもと、自由に行動するスタイルに変更したいと小沢さんは思っているはずです。

与謝野馨さんは小泉さん、小沢さんほどドラスティックではないものの、費用対効果の高いしっかりした政府を目指していると思います。そのためになんといっても財政再建の必要性(必須性)と感じているのでしょう。ただ若干、政策は官僚寄りなんだよね。良くも悪くもその点がちょっと気になります。あとちょっと話はずれますが、与謝野さんはパソコン関連も相当強いね。自作パソコンを2時間でOSのインストールまでやり遂げるそうです。オープンソース推進派でLinux支持派、Microsoft Windowsの寡占状態には批判的です。

国民の多くはこのような「効率的な小さい政府」志向を無意識のうちに支持していると思う(低所得者層を除く)。確かに一時的に経済格差は広がる。しかし経済は活性化され、全体として、生活水準は向上する。より洗練されたスマートで自由な経済を、多くの国民は期待している。無意識のうちにね。

低所得者層は一時的に増える。低所得者層の政治的欲求が臨界点を超えると、共産党に票が流れる。2015年〜2020年ごろでしょうか。でもそれはそれで良いことです。国内総生産が増え、国民の金融資産が増大していれば、共産主義的な政策も実行可能です。身もふたもないことを言えば、@景気を良くし、Aまず金持ちを太らせ、B貧乏人は太った金持ちからカネを巻き上げる。わ〜い、とっても共産主義的ですね。(共産主義的かどうかはともかく)経済政策なんて、身もふたも無い言い方をすれば、そんなものです。

今は「景気を良くし」、再来年あたりは「金持ちを太らせる」時期です。そのあたりのことを察知している小沢系の民主党か、あるいは、IT政策マン与謝野さんに政権をゆだねるべきだと思います。麻生さんには悪いけど・・・。










posted by compaqs at 00:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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